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ラウンド・アバウト・深浦佑太&村上義典!

二人をよく知る札幌演劇人の方に、深浦佑太と村上義典という俳優について、コメントやメッセージをいただきました。

塚本奈緒美 (札幌FEDE)・俳優

「なおみんの思う深浦佑太と村上義典、

二人の俳優についてコメントもらえませんか?」

と、弦巻さんからの依頼。

 

わたしでいいんですか!?

わたし、でも二人と共演は言うほど……

2016年の『果実』に、

2017年の『君は素敵』(二人とも日替わりゲストだった)、

2019年の『私たちが機械だった頃』、そして『ワンダー☆ランド』………

 

……ええ!!してる!!超共演してる!!

なんならわたしが今まで出させてもらった弦巻楽団で驚きの共演率100%だ!!

というわけで……深浦さん、義典くん、いつもお世話になっています。

わたしから見た二人は、とにかくお芝居に対して真摯で、いつも沢山考えて、用意して、でもそれだけじゃなくて周りの共演者にもよく気配りや気遣いが出来て、時には道化になってくれたり(こう書くと言葉のチョイスが悪いかもしれない、けど誰でも出来ることじゃないから尊敬してるんです)……あと二人は仲良しです。特に義典くんはいつも深浦さんの話ばかりしています。大好きなんだね……っ

 

先輩、そして同い年、それから同じ演劇人としても本当に尊敬できる二人。そんな二人による二人芝居なんて最強で最高で、今からとっても楽しみです。

 

……そうやって持ち上げておいて、今度共演する時にお手柔らかにしてもらう寸法でーーーす!!!笑

これからもよろしくお願いします!

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佐久間泉真 俳優

深浦佑太さんと村上義典さんは、僕が特別に大好きな俳優のお二人です。

ストイックに演技を追究して舞台に立つお二人にこれまでたくさん楽しませていただいており、たくさん勉強させていただいています。さらに舞台の外でも、こんな生意気な若造の将来のことを気にかけてくださっています。

優しいお兄さんとして強く強く慕っています!!

 

2019年夏に上演された弦巻楽団#33『ワンダー☆ランド』で共演させていただいた際は、舞台上のやりとりこそ少なかったのですが、演技を研ぎ澄ませるために文字通り汗を吹き出しながら稽古に臨むお二人の姿勢に、毎日感動していました。

僕もお二人のような、演技を追究する俳優になりたいと心を熱くしました。

 

#35『ラウンド・アバウト・ミッドナイト』では、そんなお二人によるガチンコ演技バトルが観られるのではないかと期待しています。

タレント的な「面白さ」ではない、舞台演技を観るという濃密な劇場体験を味わえるのではないかとわくわくしています。

「テレビに出ている人を生で見てみようよ」ではなく「札幌で作られたお芝居を観に行こうよ」と言いたくなるような作品ができあがるのではないかと楽しみにしています!

 

ご家族やお友達を誘って、ぜひサンピアザ劇場へ!!

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遠藤洋平 俳優

ここ3年くらいで、深さんとよしのりさんを間近で観察してきた濃度が一番高い役者は僕であると断言できます。
 

そんな僕なら2人を
「華麗な槍さばきで相手を翻弄するよしのりさんに対して、大剣を振り回しあらゆるものをなぎ倒す深さん」、
「波紋の修行により手に入れた熱き魂の深さんに対して、気化冷凍法でしなやかに舞う吸血鬼よしのりさん」、
「出現ポケモンが格闘・炎ポケモンのポケットモンスター深浦と、エスパー・水タイプのポケットモンスター村上」、
ワイン村上と泡盛深浦などなどいくらでも例えることができます。

 

つまり語彙力を気にせずいうのなら、
「ぜんぜんちげぇ」んです。あの2人。

 

舞台の立ち方もそうですが、お芝居の作り方も、力の入れ方も方向も集中の仕方も好きな食べ物も趣味も話の切り出し方も笑った時にふいに見せる寂しさも愛しさも切なさも心強さもぜんぜんちげぇ。


ぜんぜんちげぇのに、2人でいる時、とても楽しそうだし、息が合う。不思議だ。お互いの持ってるものを羨ましがったり認めてたり尊敬してたりする。「凸凹コンビ」ってやつじゃないんですよね。喧嘩とかしないから。トムとジェリーみたいに仲良く喧嘩してない。ただ単純に仲が良くて、抜群に信頼しながら、でも、虎視眈々とお互いを観察し合って、お互いの技法を学んで、隙あらば自分に取り入れる。「マリオとルイージ」時々「ルパンと不二子ちゃん」なのです。


稽古後よくよしのりさんの車で送ってもらったりすると、助手席の深さんと運転席のよしのりさんがずーっとお芝居のことを話してる。

今日の稽古はこうするべきだったなぁとか、全体でよくするにはこうした方がよいなあとか。プライベートの悩みとか。
それを僕はよく、後部座席から黙って見ている。
贅沢な特等席だと、ホクホクしながら。

 

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能登英輔 (yhs)・俳優

深浦くんと村上くん、どちらとも共演の経験はありますが、

彼らを一言で言うと「真面目」。
真面目で研究熱心、どうすれば良くなるのかというのを非常に良く考える2人だと思います。
メインに据えられることが多い彼らですが、脇役の際もその真面目さは見受けられ、作品自体を支える力となる役者です。

そして、これは言わずと知れたことですが、彼らは2人とも変態です。
真面目で研究熱心で変態。


これらが合わさるとやはりとんでもないパワーが生まれるわけで、さらに今回は2人芝居ということでそのパワーが掛け合わされるわけです。
恐ろしい舞台になるのではないかと楽しみと怖さがせめぎ合っております。


2人芝居というのは、はたから見るよりも実は繊細な部分もあって、呼吸ひとつで全く別のものになることがあり、息が合わないとバラバラになってしまうものです。
ただ、そのあたりはこの2人に関しては何の心配もないでしょう。
だって互いに変態なのですから。

 

今回の作品に関しては期待しかありません!
楽しみでしかない、そう言っていいものだと思っております。
今からワクワクしております!!

 

あ、あと僕は昔から言ってますが、イケメンが嫌いなので彼らのことは嫌いです。

 

二人との共演歴
深浦佑太と「ヘリクツイレブン」「白浪っ!」(以上yhs)「噂の男」(信山プロデュース)「忘れ咲き彼岸花」(Sampling)
村上義典と「噂の男」(信山プロデュース)「裸足で散歩」(弦巻楽団)

 

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上田龍成 (星くずロンリネス)

二人は北海学園大学演劇研究会の先輩です。

どちらも憧れの先輩です。

 

あ、ちょっとややこしいんで先に書いておくと、僕と義典さんは同い年なんです。

でも、僕がちょっくら大学に入るのが1年遅かったので、演劇研究会の1年先輩にあたります。ちなみに義典さんの同期には山崎亜莉紗さんがいたりします。

 

なので、僕が1年生のときの2年生が義典さんで、4年生がディープさんです。二人がサークルに揃っている時代を知っていて、今もお芝居をやっている数少ない人間かも知れません。

 

たぶん弦巻さんから僕にお願いがあったのは、そういう部分で学生時代の知られざるエピソードを期待されているんだと思うんですが、二人は基本的に真面目なので別に面白い暴露みたいなものもないですし、当時のサークルのことを思い出すと「いや、書けねえよ」となることが多々あるので、割愛します。

 

そもそも、正直、学生時代に二人と何かしたことはあるかと言われるとないに等しいんです。

 

あ、いや!義典さんとは1度だけ大学時代に共演したことがあります。

ガッツリと絡む役だったはずなんですが、なんかあまり覚えてないんですよね。

ただ、あれ以来、僕は役者を辞めました。義典さんの芝居への向き合い方を見て、自身を振り返って生半可で役者やるって良くないんだなって思った記憶があります。

学生時代から、お芝居に対してすごい真面目なんですよね。

 

・・・あ、思い出した。

僕が1年生の頃、義典さんは「プラズマニア」という劇団によく出演していて、僕は映像制作とかで入っていたから、現場は一緒になってたはずなんですよ。でも、たぶん、当時ビビってたんですよね、義典さんのこと。あんまり話をした記憶もない。何をされたわけじゃないけど、怖かったんですよね、なんか。

 

今会ったらビックリするほど優しい。やさしさのかたまり。だから多分僕が勝手にビビっていたか、大学時代は義典さんが尖っていたかのどっちかです。

義典さんは源流となっているものが近いと勝手に思っています。作・演出としては一度も関わっていないので、一緒にやってみたいと思い続けています。

 

対して、深浦さんは、一度だけ星くずロンリネスに出てもらったことがあります。

あ、深浦さんって言ったことないな。ずっとディープさんって呼び続けてます。なので、ディープさんと書きます。

 

ディープさんに出てもらったのは神奈川の短編演劇の大会でした。

結果は散々だったんですが、ディープさんの怪演を間近で演出して楽しかったです。

あ、そうか。札幌のお客さんの前では星くずロンリネスに出るディープさんを見せていないのか・・・!これはいつかやらなきゃ!と今気がつきました。

 

ディリバレーダイバーズを純粋にお客さんで楽しんでいた時期の方が長いかも知れません。

毎回、ディリバレーを見て、嫉妬してました。俺はこういう作品を書きたいのに何で書けないんだよー!ってなってました。

役者としてもすげえのに、脚本もすげえのなんなんだよー!って。

映像制作のお手伝いをしてもずっと嫉妬してました。面白いなー!なんで俺にはこういう長編が書けないんじゃー!って。

 

横浜に一緒に行くまで、好きすぎて避けていたかも知れません。

ディープ愛がこんなにもあるのに叶わないなんて!と。いや、自分でもよくわからんですけど。

 

あと、本当にどうでもいいエピソードなんですけど、とある公演で僕が映像オペレートでディープさんと現場が一緒になった時のこと。

開場中にお腹痛くてコンカリの楽屋のトイレ入ってたら、ノック聞えて、別な役者さんから「紙、大丈夫ですか?」と。そこで、トイレットペーパーを確認したら無くて。トイレのドアの隙間からその子が渡してくれました。心配顔のその子の後ろでディープさんが爆笑してたのを覚えています。

 

あの爆笑は一生忘れません!

 

あの爆笑は一生忘れません!!!!

 

全然どうでもいいエピソードしか出てこないんですが、最後に。

 

二人のカメラ前のバラエティのノリが好きなので「深村さんぽ」映像企画でやりませんか?やけにリアクションでけえディープさんときっと小心者なのに冷静な義典さんの凸凹感が最高だと思うんです。

 

そんな凸凹な二人による公演の成功を願っています。

小林なるみ 俳優

深浦くんと村上くんと初めて出会ったのは弦巻楽団さんの舞台「果実」

とにかく真面目で真摯に役に向き合う二人

あ、みんな言ってますね

とにかくお互いをリスペクトしてる二人

これもみんな言ってますね

なんだかね、弦巻くんに「辛口コメント」をって頼まれたのだけど

どうしてくれよう

困ったから共演した時に感じた二人について書いてみます

 

深浦くんはヨーロッパ映画のよう

村上くんはアメリカ映画のよう

 

映画にすごく詳しいわけじゃないのであくまでも小林の趣向に偏った勝手なイメージ

 

会話してると深浦くんから発せられる言葉の音色は

セピアカラーの風景に一面覆うように広がる響き

村上くんの放つ言葉はまっ青な空に向けて突き抜けるような響き

 

同じ言葉を放っているのに漂う空気が違う

 

この二人が二人っきりで舞台の上で向き合った時に

どんな風景が立ち上がってどんな空気が漂うのか

私はとても観てみたい

 

そしてまた一緒に舞台で共演できる時には

はっきりと黒深浦なところ黒村上なところを書き留められる部分を見つけてやりたい

辛口な話はその時にまた

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コメントは随時更新します!!

'Round About Midnight

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