こんにちは。
人生ゲームで進むにつれて家族が10人近くになり、車1台に乗りきれなくなって、特別に2台使用を許してもらったことがあるやなぎー(柳田裕美)です。
本日は役者紹介16人目、今回初参加の三人目、劇団fireworks所属の木村歩未さんです。
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名前:木村歩未(きむらあゆみ)
あだ名:あゆみ
出身地:北海道室蘭市
血液型:O型
星座:やぎ座
①今回の自分の役はどんな人物ですか?また注目してほしいポイントはどこですか?
リチャード二世の臣下であるものの、ボリングブルッグに味方し王に反旗を翻す、ノーサンバランドという人物を演じます。
大人です。劇中に息子も出てきます。
いろいろな意味で大人です。
終盤、リチャード二世のとある言葉に「私の罪は私が被る、それだけのことです」と返すのですが、
観劇後(前でもそれはそれで面白いのですが)、もし覚えていれば、当公演『リチャード二世』の続きにあたる『ヘンリー四世 第1部』(ボリングブルッグがいざ王になってそれからどうした、という話です)のあらすじを読んでみてくださると嬉しいです。
彼はそういう、良くできた大人です。
②『リチャード二世』の見どころを教えてください。
みにくい。
人間だなあ、て感じです。醜い。
ダメ出しで「いわゆる貴族然としないで」と良く言われるのですが、読むと本当にそのとおりで、喚くし悪口も言うし弱音も吐く。
彼らは、きっと皆さまが思っているよりも、いまの私たちに近いです。
③演技講座に参加しようと思ったきっかけは何ですか?
自分の感情だけで演技を作ってしまう、閉じこもって自由が効かない、みたいな癖がずっとありまして。
「弦巻さんは『感情ではなく理屈で喋る』ことを肝にして作ってるよ」とほうぼうから聞いたり作品から感じたりしていて、自分の演技の作り方を一度変えたい、という思いから門戸を叩きました。
あとはやっぱり、役者たるものやはり一度はシェイクスピアに触れるべきでは、というのもかねがねありました。笑
ずっと気になってはいたのですがなかなか都合がつかず、今回やっと参加できました。わーい!
④好きな役者あるいは目標にしている役者は誰ですか?
好きな役者さんはたくさんいるのですが、こうなりたい、と思っているのは、
大阪の劇団、彗星マジックの米山真理さん。
(先日、演劇シーズン2020冬 空宙空地『轟音、つぶやくよううたう、うたう彼女は』で札幌に来てくれました)
数年前からいろいろな作品で来札してくれているのですが、いつもぐっと惹き込まれます。
真摯でまっすぐだけど自由で、のびやか。憧れる。
⑤最後に一言お願いします。
まあ、よくある宣伝文句ではあるのですが。
本当に、様々な人が集まって作っています。
年齢もばらばら、演技経験も人生経験も、普段の居場所もばらばら。
皆が「演技講座の受講生」ではありますが、受講生同士も互いに、そのばらばらさからなにかを教えたり、教わったりしています。
発表公演だしね、という色目を付けずとも楽しんでいただけるよう戦います。
なにとぞ、よろしくお願いします。
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あゆみさんは豊かな舞台経験から、周りを優しくリードしてくださる素敵な大人の女性です。毎回真摯に作品に取り組むあゆみさんの姿を間近で見ながら、演劇に対する熱意を感じ、いつも背筋を正していただいています。
以上、役者紹介16人目でした。
本日もご覧いただき、ありがとうございました。
弦巻楽団演技講座3学期『舞台に立つ』
「リチャード二世」
【日時】
3月26日(木)19:00
3月27日(金)19:00
3月28日(土)14:00/18:00
3月29日(日)14:00
【会場】
扇谷記念スタジオシアターZOO
【チケット取り扱い】
大丸プレイガイド
ローソンチケット(Lコード:11489)
【ご予約】
カルテットオンライン
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