思い出の国
「青い鳥」を探しチルチル、ミチルは思い出の国へとたどり着くのです。
チルチルとミチルは思い出の国で、もう亡くなってしまったおじいさんやおばあさん、そして離れ離れになってしまった兄弟達に会うことが出来ました。
この思い出の国では、何もかもが昔のままです。
よく木登りした梅の木に、傷をつけてしまった桜の木…よく歌を歌ったていた黒ツグミ。
チルチルとミチルが、黒ツグミを見ていると、その鳥はだんだんと青い鳥へと姿を変えました。
チルチルはその鳥をポケットに入れて連れて帰ることにしました。
チルチルミチルに久々に会えたおじいさんとおばあさんは大喜び。
この国でチルチルとミチルは、いつだっておじいさんやおばあさんを思い出すだけで会うことができるという事を知りました。
そして今度は、亡くなった兄弟の事を思い出してみんなに会う事が出来て大喜び。
光に言われたように9時までに帰らなきゃいけないチルチルとミチルは、おじいさんおばあさんそして兄弟達とお別れをして、チルチルとミチルは帰ることにしました。
パンが持っていた鳥かごに青い鳥を入れようとチルチルがポケットから取り出したときには、その鳥は青く無くなっていました。
チルチルは光に励まされて、また青い旅を探す旅に出ることにしました。