旅が終わりました。
弦巻楽団、3都市ツアー『サウンズ・オブ・サイレンシーズ』は札幌プレビュー公演を含めて全7ステージを終えて札幌に帰還しました。今までにない?11泊という長い行程を怪我なく乗り越えてくれたツアーメンバーに感謝です。そして何より受け入れてくれた各地の方々にありがとうの言葉を。
ツアー最終地、北九州は枝光アイアンシアターでの公演は、昨年と同じようにセットを全て天井の水面から落ちてくるように吊り下げる『水中美術』の再現となりました。ツアー3カ所で一番大きな会場でしたが、途端に圧迫感のある、逃げ場のない『サウンズ・オブ・サイレンシーズ』の世界が出来上がりました。
北九州では観てもらいたかった先輩演劇人たちに、特に飛ぶ劇場の方々に観ていただけたのがとても嬉しかった。アフタートークにも出ていただいた泊さんに作品を観ていただくのは7年ぶりです。あの時は『EQUINOX』だった…。なんだか、スカッと明るい作品“じゃない”作品ばかり観てもらってるような…。
北九州会場で観てもらった方々からも、熱い声をたくさんいただきました。
昨年の『四月になれば彼女は彼は』を観てもらってる方からは、そこからの進化や挑戦についても。女性ならではの視点、男性ならではの視点、と感じるような声もあれば、それは気がつかなかった!とハタと膝を打つ意見も。
「四者のバランスが良い」と本当にたくさん言われました。
楽団員の出演者が一人もいない今回の座組ですが、弦巻楽団を長く支えてきてくれた面々ばかりです。僕が信頼を持って作品を預けられる役者たちでした。弦巻楽団の世界観や役者が果たすべき役割について、きちんと理解が共有できるメンバーです。だからこそ、そうした声をいただくことができたんだと思います。
特に今回の再演では温水さんが昨年からぐぐぐっと上り詰めた感触がありました。温水さん自身も弦巻の言う「そこにいる」という状態によりピントを合わせられるようになったキッカケがあった気がします。13年も一緒にやっていても、共有するということは本当に難しいです。
泊さんからも「あんな怪物がまだ札幌にいたのか!」と絶賛?されてました。とても嬉しかった。
初演の昨年は「この続きが見たい」という意見もありました。それも分かります。しかし、それはクリアしないといけない課題でした。この続きを描かず、観客に納得してもらえるような「形」にする。
具体的に変化した箇所はありません。大きな変更もなかったです。出演者四人のまさに「満ち引き」を調整し、探り続けて、あの形に落ち着きました。
その試行錯誤あってか、今回は「続きが見たい」という声は殆どありませんでした。「続きが気になる」けれど、舞台としてはここで終わるのが良い、という意見も。
北九州の打ち上げは劇場の屋上で小屋主の鄭君によるバーベキュー。昨年に続いて、です。サムギョプサルにチゲ鍋。相変わらず何から何まで美味く、幸福な時間でした。今年もここにたどり着けたなあ、と感慨もひとしお。
また次、ここに来ることを考えたいと思います。この時間にたどり着けるように。
枝光商店街の猫。
北九州名物、ドキドキうどん。
憧れの泊さんと対面して緊張の塩谷さん。
浮かんでいるのか沈んでいるのか。
葉山さんとも再会!!
千年王國の栄田さんと『悪い天気』の藤原さんと再会!
朝早く近くのサウナへ。
神社を守る猫。
スペースワールドを見守る猫。
神社で今年もお参り。
北九州の新しい名物?ボルトナットチョコ。
ちゃんと締まる!
空っぽになりました。
商店街の猫と再会。
屋上からの風景。
記念写真。鄭君、昨年あげた楽団手ぬぐいを使ってくれてました。
肉!
焼く!
晩餐。
お見送りしてくれる鄭君と、飛ぶ劇場出演のためアイアンシアターで生活?していたはまゆうさん。
博多駅と深浦。
記念写真。
駆け込みオータムフェスト! 大ファンの駒村さんが25日よりお店を出していたので滑り込みました。
美味!!!!!!