演劇シーズンのサイト「ゲキカン」に感想が載りました。
しのぴーさん、寺下さん、ありがとうございます。
初日開け、バタバタと本番の日々が過ぎていきます。それでも演出家としては少しだけ肩の荷が下りたような…神経は張りますが、具体的な作業は減ったというか。
毎回の日替わりゲスト、ここまで村上義典、櫻井保一、遠藤洋平、能登英輔が登場しました(櫻井、遠藤は昨日フィニッシュ!)。同じセリフを与えられてるというのに、修羅場をくぐり抜けてきた(?)俳優の凄みが溢れるそれぞれの個性。
毎回違います。それは日替わりゲストだけじゃなく、もちろん作品全体が。良くも悪くもです。胃がキリキリします。でも、安易な道は歩かないと決めた自分の選択です。ライブであることの誠実さとスリルと喜びを追い求めたいと思います。
たくさんのたくさんの方が劇場に足を運んでくれてます。
遠方、道外からもたくさんの方が来てくれてます。
自分に声をかけてくれた方だけで
(今回、カーテンコールの時に自己紹介をしたらおかえりの際声をかけられることが増えた…。)
名古屋から、中頓別から、中標津から、苫前から、東京から…。
弦巻楽団の力だけではなく演劇シーズンの広まり、参加してくれた役者の力が大きいことは分かってます。
でも、こうした場に居合わせられる幸運に感謝したいと思います。
今回参加した団体の中でも(自分で言いますが)一番地味な団体、演目だと思います。大がかりなケレンも、企画自体に目立つトピックも、企画会議なんかで出る言葉(僕は好きじゃない)を使えば『ウリ』が見当たらないかもしれません。
でも、作り手はみんな、他の団体の方もそうでしょうが
中身には自信があります。
弦巻楽団でなければ得られないソウルがこもっていると自負しています。『根っこから魂が軽くなる舞台』。それを目指しています。
稽古場では
「これはお客さんに低温火傷を残す舞台だから」と説明し、目標にしていました。
観劇直後のショックは少ないかもしれない。見てる間の手に汗握る感覚もそれ程無いかもしれない(僕はするんですが…)。でも、その分記憶の底に残って忘れられない、時々、ふっと思い返して可笑しくなれるような、そんな舞台になっています。
本番は25日まで続きます!!
今日は19時半から。満席予定ですが、当日券は販売いたします。
諦めずにシアターZOOへ!!