おはようございます。団員の畦地です。
ついに弦巻楽団第26回公演「裸足で散歩」が明日で千秋楽…!
コリーと、ポールの愛の巣を覗き見られるのも明日で最後なんです。
翻訳物をやるのは弦巻楽団では初めてで、深津さんもびっくりなほどの小道具の多さに慄いたのがつい、昨日の様。よく公演出来たなあ…!
思うのは、この劇に出てくる人がみんなチャーミングであること。
最初、自分はコリーばかりに目がいって、コリーかわいいなあ、とか思いながら稽古を見ていたのですが、コリーだけじゃなく、他の人たちもとってもチャーミング。
生真面目なポールも、
素直すぎるお母さんも、
風変わりなヴェラスコさんも、
ほっこりさせてくれるハリー・ペッパーも、
60歳くらいに見える配達の人も。
全員、一生懸命生きているだけ、それだけでチャーミング。
どうチャーミングかって事細かに書きたいけど、ネタバレを恐れてここまでに。
つまり、現実でだって一生懸命生きていれば、魅力的じゃない人間なんていないんじゃないかなあ、とか思ってみます。
ずっと稽古してきた愛着、みたいなものもあるのかもしれないけど。
それに、前説も明日で最後なんですよ!(←当たり前)
畦地の中では「落ち着いて」前説しているつもりでも、お客さんにとって聞きづらかったら意味がないわけですし、作品の雰囲気をぶち壊しにもしちゃいけないわけで。「単なる情報を落ち着いて伝える」事に四苦八苦している自分に驚愕。学ぶこと、練習すること、いっぱいです。
個人情報か?と思って伏せていた誕生日。劇団員一覧の紹介部分に堂々と書いてありました。
そうなんです、小屋入りだった日に成人しました。
3月に弦巻楽団に入団し、ずっと先だと思っていた成人、そして「裸足で散歩」。20代初めてのお芝居として最後まで気を抜かず、やり遂げるぞ!